神社には、表には明かされない数々の秘密が眠っています。
そのなかでも、日本最大の神社「伊勢神宮」には、日本人のルーツにも関わる、重大な秘密が隠されているのです。
その秘密を知ったうえで伊勢神宮にお参りすると、普通の参拝では決して体感することのできない、大いなる功徳とエネルギーを授かることができるのです。
「知ってお参りするのと、知らずにお参りするのは違う」
ということです。
とはいえ伊勢神宮には、摂社・末社もふくめると、多くの神々が祀られており、どの角度から神話を眺めるかによって、得られる功徳も変わるのです。
わたしたちは師匠・北極老人から、伊勢神宮の秘密を継承し、全12回にわたってセミナーを開催してきました。
普通に古文献などを読むだけでは得られない「現代にも生きる知恵」を、エピソードも交えてわかりやすくお伝えしています。
今回のセミナーでスポットライトを当てるのは、ニニギノミコトです。
ニニギノミコトの神話は、神の世界から人間界に降りてくる物語です。
天の神・アマテラスの孫が地上に降臨したので
このことを「天孫降臨」といいます。
九州の「高千穂峰」など、降臨の伝承が残っている地も、いくつかあります。
『日本書紀』によると
アマテラスは日本建国の理念とされる
「三大神勅(さんだいしんちょく)」をニニギに託しました。
それが次の3つです。
1,天壌無窮(てんじょうむきゅう)の神勅
2,宝鏡奉斎(ほうきょうほうさい)の神勅
3,斎庭稲穂(ゆにわのいなほ)の神勅
2つめの「宝鏡奉斎(ほうきょうほうさい)の神勅」では
「この鏡をわたし(アマテラス)の御魂として祀りなさい。その鏡で己を映したとき、私利私欲で民を苦しめていないかを自省しなさい」
という言葉とともに、三種の神器の一つである八咫鏡(やたかがみ)が手渡されました。
その鏡が、今もなお御神体として祀られているのが『伊勢神宮』です。
これらの神勅を守ることこそ、天皇の使命であり、126代にわたり、その精神が守り続けられているのが日本なのです。
けれど実は、これは天皇家に限った話ではありません。
「ニニギノミコトが天界から地上に降臨した」
この物語が意味するのは、神の意志を受け継いで生きる人間になるための道筋なのです。
わたしたちの一生も、母の胎内に宿ったときに天界から魂を授かり、オギャーと産まれて、この世に降り立ちます。
そこから、初めて経験する地上で、人生の荒波を越えていくなかで、ニニギノミコトのように、立派な御魂(みたま)へと成長していくのです。
つまり、ひとりひとりの人生の中にも、ニニギノミコトの神話があるということです。
しかし、ニニギノミコトの神話は中途半端な終わり方をしています。
北極老人いわく、その続きは〝今を生きるわたしたち人類〟に託されている、とのこと。
では、その続きとは・・・?
じつは、そのテーマを表しているのが、ニニギノミコトが地上に降り立ってからの物語です。
ニニギノミコトは、川辺でコノハナサクヤヒメという女神に一目惚れして、すぐに求婚します。
ヒメの父であるオオヤマヅミは、姉のイワナガヒメも一緒に嫁がせようとしますが、ニニギは送り返してしまいます。
オオヤマヅミは怒り、子々孫々を花のように限りある寿命としたといわれています。
その後に、コノハナサクヤヒメは、お腹に子を宿します。
しかし、ニニギノミコトはあろうことか、一夜の契りで身ごもったことを怪しみ
「それは本当にわたしの子か!?」
と疑いをかけるのです!!
当然ながら、コノハナサクヤヒメはショックを受けるわけですが……
そこで終わりません。
コノハナサクヤヒメは、己の潔白を照明するために産屋に火を放ち、その業火のなかで出産する……という、なんとも壮絶な神話へとつながるのです。
一見すると、ドロドロした愛憎劇のようにも見える、この神話。
ニニギノミコトのふるまいにも、いろいろと問題があるように思われますが、じつはこの「ニニギノミコトが乗り越えた試練」こそが
人が生まれてから寿命尽きるまでに、乗り越えるべきテーマを表しているのです。
今回のセミナーでは、その課題を乗り越えて
「利己的な人間から、神様に認められる利他的な人間になっていく」
そのための神法をお伝えします。
今回のセミナーでは、
セミナーパートに加えて
・舞台演劇
・雅楽と舞
のパートがあります。
なぜ、あえてセミナー以外の演出をするのか?
それは、
〝頭以上に体で納得する〟
〝理屈をこえた感覚で記憶する〟
という体感をしていただきたいからです。
日本語には
「腹落ちする」「腑に落ちる」という言葉がありますが
物事に対して心から理解したり
自分ごととして受け止めるとき
人は、頭ではなく〝腹〟で納得します。
セミナーパートで聞いたお話を
舞台演劇や雅楽など、非言語の世界で感じ、
映像や音で記憶することで、
いつでもセミナーの空気感を思い出していただけるように
今回の演出を組み込みました。
セミナーは4部形式で、各パートごとに重要なテーマを、担当講師が解説していきます。
ぜひ、リラックスしてご視聴ください。
わたしたち〝ゆにわ〟のメンバーは
北極老人の弟子として、20年近く、
神社参拝を大切にしてきました。
古来の日本人が守り抜いてきた精神性と伝統文化・・
それが、現代では失われつつあります。
資本主義社会においては、
目に見えるお金や数字、地位や成果、容姿など
多くの人が〝目に見える豊かさ〟を追い求めてきたからです。
ですが、物質的にはこれ以上ないほど満たされ便利になった世界で
なぜか、不幸を感じる人が増えているのも事実です。
本当の豊かさとはなんなのか?
人類にとって、本当の幸せってなんだろう?
実は、その答えが神社参拝にあるのです。
当セミナーをご覧いただき
神様の御心を感じながら、伊勢にお参りしていただけたら
格別の功徳をたまわり、運命が変わりはじめます。
参拝後も、当セミナーでお伝えした祈り方を行うことで
一生モノの学びとなるでしょう。